山種美術館ブロガー内覧会


歌川広重
「東海道五拾三次 原・朝の富士」

喜多川歌麿
「青桜七小町 鶴屋内 篠原」

鳥居清長
「当世遊里美人合 橘妓と若衆」

歌川広重
「大はしあたけの夕立」


「浮世絵六大絵師の競演ー春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重ー」-@山種美術館をリアルタイムでレポートしよう!
のブロガー内覧会に参加させて頂きました。(今回は特別に撮影OKでした)

山種美術館開館50周年の記念イベントで、館長山崎妙子さんのご挨拶があり、その後國學院大學文学部教授で国際浮世絵学会常任理事などもされている藤澤紫先生に作品を見ながら見どころポイントの解説をして頂きました。

歌川広重の「東海道五十三次 原・朝之富士」は富士山が絵から飛び出してダイナミックな構図で、台紙部分を切り取って展示されていました。広重の若い頃の作品だそうですが、斬新さがひと際目立っていました。

喜多川歌麿の大首絵「青桜七小町 鶴屋内 篠原」は髪の生え際の部分の表現の素晴らしさと完成度の高さにビックリしました。

鳥居清長の「当世遊里美人合 橘妓と若衆」では、今までとは全く違うイメージの八頭身の美人画。この頃から八頭身の方が格好いいという見方も出てきたそうです。

ゴッホが模写した事でも有名となった歌川広重の「大はしあたけの夕立」では、横にゴッホの作品の解説も並べて展示されていて比較しながら見ることが出来ました。
雨が激しく降っているにもかかわらず広重の作品の水面は穏やかですが、ゴッホの方はかなり水面が波立っていて写実的。
「雨が激しく降っているのだから水面が波立っているのは当たり前。当たり前の事は描かないというのが、日本の美意識なんです」との解説に目から鱗でした。

今回参加させて頂き、今まで漠然と見ていた浮世絵というジャンルでしたが、作品を見ながらポイントを教えて頂き、とても理解が深まりました。
次回見に行ったら、きっと今までと違う発見がたくさんあるような気がします。

9月26日まで開催されていますので、日本が誇る浮世絵の素晴らしさ、ぜひ体感してみては如何でしょうか。